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 「うぅ・・・」
「あっ!よかった気がついたんだねスレイ」
「アレックス・・・ここは・・?」
目が覚めたらそこはウィスティリア号の医務室だった。
あの時私は若人に戦いを挑みそして敗れた。
アレックスの話によればそのあと、
若人は私にとどめを指そうとしたが
例の少年が助けに入り、若人を退けたらしい。
少年はそのあと怪我をした私を抱え
アレックスとナハトを安全地帯まで誘導しすぐに姿を消したと言う。
「でも、あの子めちゃくちゃ強いね。若人を圧倒してたよ」
「当然よ、あのダーカーの大群を1人で片付けた実力なのよ?
私もそのぐらい強くならないと・・仇なんて・・・」
「スレイ・・・」
怒りに震える私の手をアレックスはそっと握ってくれた。
「その前にその怪我をはやく治さんことには何も始まらんぞ」
「「!?」」
いきなり出てきたのはサトニーだった
「サトニーさん、いつの間に・・・」
「はっはっは、気配を消すのは得意でな。
すまんがアレックス、スレイと二人で話したいから
部屋をでてもらえんかの」
「まさか、愛の告白でも・・・」
「うんなわけあるかいっ!」
サトニーは顔を真っ赤にしながらつっこんだ。
「えへへへ、冗談ですよ。じゃあスレイまたあとでね」
そう言うとアレックスは医務室から出ていった。
アレックスがいなくなった医務室はまた元の静けさを取り戻した。
サトニーは紅茶の入ったティーカップを2つ持ってき1つを
私の寝ているベッドの横の棚におき
もう1つを自分の仕事用の机の上に置いた。
最初に口を開いたのはサトニーだった。
「さて、家族の仇が見つかったそうじゃな」
「・・・はい」
「で、お主はどうしたいんじゃ?」
紅茶を一口飲みながらサトニーはきいたがすぐに顔をしかめた
「スレイ、今わかってるくせにと思ったな?確かに儂は考えていることを
読める力を持っておる。わざわざきかなくてもわかるー
じゃが、こういうことは本人から直接きかないと意味が無いんじゃ」
そう言うとまた紅茶を一口飲んだ。
「もちろん私はそいつを・・・若人を討ちます」
「その時もお主は1人で戦うつもりか?だとしたら自惚れも大概にしなさい」
静かだが明らかに怒気が含まれた言葉だった。
「今回お主は1人で戦った、だが結果的に周りをも危険に巻き込んだ、違うか?」
「・・・反省してます」
あの時、私がもし殺されていればアレックスにも危険が及んだだろう。
「1人で出来る事は限られておる。たとえその者が如何に強かろうとな。
だが1人でできなくとも2人ならできることもあるじゃろう。
『もう少し頼る事を知りなさいスレイ』」
「父・・さん?」
最後の一言で私は何故かサトニーに父さんの面影が見えた気がした。
「うん?儂はお前さんの父親じゃないぞ?」
「あわわわ、そんなつもりで言ったわけじゃ・・・」
「はっはっは、まあともかくじゃ、今儂が言った事を忘れるんじゃないぞ」
そう言うとサトニーも医務室を出ていった。
私はサトニーが棚に置いてくれた紅茶を手に取り、
カップの中に映る自分を見ながらつぶやいた。
「頼ること・・か」
それはわかっていたようでわかっていなかったことだ。
「・・・私、どうすればいいんだろね、兄さん」
そんなことを思いながら私は少し冷めた紅茶を一気に飲み干し
再びベッドに横たわった。
 
ー惑星ウォパル 海底遺跡ー
「・・・」
「どうした『E』?」
「いえ、バルダス師匠なんでもありません」
「・・・ルーサーの奴も本腰を入れ始めたようだ。
事は一刻を争うものになってきている。
それは何としても阻止せねばならん。
だが六芒均衡(やつら)は動けん」
「わかってます師匠、その為に俺達が動いてるんでしょ」
「フッ、わかっているならいい」
バルダスと白い仮面を被った『E』と呼ばれ人物は
海底遺跡のさらに奥へと消えていった。






どうも、みなさん。おはこんばんにちは。
ヴィスです。
とうとうMyPCが大破しました(;_;)
更新が遅れていたのもそれが理由です。
しばらくはvitaからの投稿ですので更に遅くなるかもです。
画像アップとかはvitaでは無理ですので
基本的に小説が主体となります。
とリアルのことはここまで次はオンラインの方を
つい最近チームイベントで雪合戦をしました。
フォイエを雪玉と見立ててやっていたから
正確にはフォイエ合戦かな?(笑)
何はともあれイベントは楽しいものです。
企画していただいたチームメンバーに感謝します。
さて今日は以前から話題だった禍津ですね。
PVも変更されていました。

では、今回はこの辺で
ほんじゃ、またな!(^^ゞ
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